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孫子概観(3)「青い海」と「風林火山」@講演録:進路と『孫子』(44)

 第六の『虚実』篇は、こちらの強みを持っていかに相手の弱みを衝くかが説かれています。()ページ()行目を見ていただけますか。


能く千里を行くも畏れざる者は、無人の地を行けばなり。攻むれば而ち必らず取るは、其の守らざる所を攻むればなり。守らば而ち必らず固きは、其の攻めざる所を守ればなり。




 これを読むとまたまた私は『ブルー・オーシャン』理論を思いだします。もの凄く簡単に説明してしまうと、ビジネスにおいては競争相手がいないところを探せという理論です。
 第七の『軍争』篇は、こちらが相手よりも先に戦場へ着くことの重要性とその方法を説いています。女子でもおそらく知っていると思いますが、『風林火山』という言葉を聞いたことがあるでしょう。これはこの篇のこの一節が元ネタです。


其の疾[はや]きこと風の如く、其の徐[しずか]なることは林の如く、侵掠することは火の如く、動かざることは山の如く、知り難きことは陰の如く、動くことは雷の震うが如くにして、郷[むか]うところを指[しめ]すに衆を分かち、地を廓[ひろ]むるには利を分かち、権を懸けて而して動く。




 『風林火山』はこの最初の四句を取っているのですが、ご覧のとおり本当はその後に『陰』と『雷』が続くんですね。


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饗庭 悟 : AEBASATOL

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