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ドラッカーは言った@講演録:進路と『孫子』(35)

 それで、めでたく複数から君にお誘いがあったとしてどこを選ぶかですが、そのことを考える前に、ここでもう一つ、解決しておかなければならない問題があります。講義の最初のほうで問題提起して(講演録(3))、ずっと放っておいた問題です。それは、進路なんて前もって正しく判断できないのではないか。やってみなければ分からないのではないか。それならやはり、好きでやれることによって進路を決めたほうがいいんじゃないか。だから『やりたいこと』が見つからないのはやはり問題なのではないか。という問題です。この件に関しては大学進学より就職するときの方がより悩ましい問題になるでしょうから、就職の観点で考えていきましょう。

 一時期、本やドラマなどでもかなり話題になりましたから若者でも知っている人は多いでしょう。ドラッカーという名前を。経営学の神様的な存在、マネジメントという概念の創始者である人物です。その偉大なドラッカーがこんな言葉を残しているのです。


『最初の仕事はくじ引きである。最初から適した仕事につく確率は高くない。しかも、得るべきところを知り、向いた仕事に移れるようになるには数年を要する。』(『非営利組織の経営-原理と実践-』より)





 おそらくこの言葉に、社会人なら同意する人は少なくないのではないでしょうか。いやそれどころか、『向いた仕事に移れるようになるには数年どころか、もっとかかる。いや、ずっと見つからないかも』と言い出す社会人も結構いると思います。
 しかし、以上のことがたとえ多くの社会人にとって真実であったとしても、若者には安易にこれを自分の真実にしてほしくないと私は考えます。

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饗庭 悟 : AEBASATOL

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