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孫子 四.形(前半)

 孫子曰く、
 昔の善く戦う者は先ず勝つべからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ。
 勝つべからざるは己れに在るも、勝つべきは敵に在り。故に善く戦う者は、能く勝つべからざるを為すも、敵をして必ず勝つべからしむること能わず。故に曰わく、「勝は知るべし、而して為すべからざる」と。
 勝つべからざる者は守なり。勝つべき者は攻なり。守らば則ち余り有りて、攻むれば則ち足らず。善く守る者は九地の下に蔵[かく]れ、九天の上に動く。故に能く自ら保ちて勝を全うするなり。



 孫子は言った。
 昔の戦い上手は、自分の状態が相手の勝てない状態になるようにしてから、相手の状態が自分の勝てる状態になるのを待つようにしていた。自分の状態は自分次第、相手の状態は相手次第。だから戦い上手でも、自分の状態を相手の勝てない状態にすることはできても、相手の状態を自分の勝てる状態にさせることはできない。
 だから言うのだ。どうなれば勝てるかを知ることはできても、それを実現させることはできない、と。
 自分の状態を相手の勝てない状態にするとは、守りのこと。相手の状態を自分の勝てる状態にするとは、攻めのこと。守りは力を蓄え、攻めは力を消耗する。昔の戦い上手は、地の下に潜るように耐えて守り、機の熟したときは、天を翔けるように動いた。だから、自分の力を保ちながら、勝利を奪い切ったのだ。




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饗庭 悟 : AEBASATOL

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