The Talking Column Ⅱ

大学受験予備校にて数年前に発したコメントの記録 ⇒ 1~6


 プロの行動にはお金が関わる。プロの受験生として大学に合格し大学生になるということは、大学という数百万円の買い物(私立大学なら学費だけで4年ローンを組んでの350万円~400万円)をするということ。ましてや、そのお金はほとんどの場合、ご両親のお金。いわば数百万円の投資をご両親から受けるのだ。そのお金を稼ぐのに、どれだけの時間と労力が必要か、それを思ってみるがいい。


 英文であれ現代文であれ古文であれ、文章を読んでいると時々、目と頭が離れてしまう。目は10行目を追いかけているのに、頭は5行目辺りでトリップしている。これは集中力がないというより、「頭の体力」がないということ。頭にも「体力」はある。筋力を鍛えるのと同じように「頭の体力」を鍛えることを意識しなければ成績は上がらないものだが、多くの受験生はそのことに気づいていない。


 読書量と「客観」的な読解力の間に直接的な因果関係は存在しない。私的な読書は「主観」で行うもの。その読みに、他者による客観性の試験が介入する余地などない。

10
 国語の実力と特定の新聞を購読していることの間にも直接的な因果関係は存在しない。

11
 マーク式の問題で、2つの選択肢のどちらを選ぼうか、散々迷った挙句に一つを選んだものの、どうしても後から、選ばなかった選択肢の方が正解のように思えてきて答えを変更してしまう。それでテスト終了後、やはり最初に選んだ選択肢が正解だったような気がする。そして、そんな気がしたとき、そうなる。大事なテストで。

12
 模試における偏差値はその日の運勢を記録してしまうことがあるが、潜在能力まで記録はしない。

 ⇒ 13~20
プロフィール

饗庭 悟 : AEBASATOL

Author:饗庭 悟 : AEBASATOL
自己紹介

☆お問い合わせは
aebasatol@yahoo.co.jp

カテゴリ