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ブラック企業の見きわめ方の前に@草稿

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 よく就職活動中の若者から、「ブラック企業の見分け方を教えてください」と質問されます。私はその参考になるであろう図書を幾つか紹介した上で、こう言います。
 「でもね、ブラック企業にうっかり入社してしまう人というのは、『ブラック企業の見分け方は何か』と考えて、そういうマニュアルを求めてしまう人なんじゃないかな。これは受験の世界でも言えることだけど、選択肢の上手い見きわめ方を追い求める人ほど選択肢に引っかかってしまう。考え方が表面的に過ぎるんだよね。
 第一、そういう選択肢を見きわめるテクニックは、土台となる地味に積み上げた実力があってこそ生きるものなんだ。なぜって、そういうテクニックは、そういう地味に実力を蓄えた先輩がその経験から生みだしたものなのだから。要は近道はないということだ。普通に、教科書から始まってコツコツと問題をこなして、その結果を検証して、方法論を修正して、そうやって受験生としての実力をつけていく。選択肢を魔法のように見きわめるテクニックは、その後に来るものなんだ。
 話をブラック企業に戻すと、その組織がどんな組織で、そこにいる社員がどんな人々かそれを見きわめるのは、君のふだんの人や組織を見る目にかかってくるんじゃないかな。普通に見る目が無かったら、ブラック企業の見きわめ方を知ったとしても見きわめられない。
 たとえば、コンビニ一つにしたってそうだ。ブラック企業に引っかかる人はコンビにでただ買い物をするだけ。もし本気でブラック企業の見きわめ方を知りたいのなら、こういう身近なところから観察する訓練をしたほうがいいんじゃないか。ボッーとコンビニで買い物をするのではなくて、同じコンビニの同じブランド店でも、この店舗は店員の柄がよくないなぁ、とか。この店舗は挨拶が元気いいなぁ、とか。動きが、たとえば棚に商品を入れる際にも頻繁にレジや店内全体を見渡している店員さんが多いなぁ、とか。
 結局、人や組織を観察する、つまり、よく見ることをふだんから意識して、そこから養われる判断力がなければ、見る目は育たない。育たなければ、いくらブラック企業の見きわめ方なんか知っても役に立たない。
 だから、私の著作・ブログや講義でしつこいくらい言っているように、就職活動を機に自分を洗練してはいかがですか。生活すべてを修行にして。そういう姿勢が、自分が入社すべきでない企業を見きわめるのに必要になってくると思います。」
 長々と引用しました。このように引用しましたのは、同じことが面接官にも言えることだからです。
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プロフィール

饗庭 悟 : AEBASATOL

Author:饗庭 悟 : AEBASATOL
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