自己PRの構成@「就活ワークショップ」(個人宛文面)

(以下は、私が「就活ワークショップ」のメンバーに自己PRの添削を依頼され、その内容をメールで受け取った後の私からの返信である。個人名などは伏字にしたが、それ以外は原文のママ。ただし、実際の返信はもっと長文で、最初の500字ほどと、長い追申はカットしてある。)

○○くんへ

(前半省略、そこで自己PRの言葉が余りに平凡なことを叱る)

まずはWS(注:「就活ワークショップ」のこと)のノート5か月分、隅から隅まで読んで、言葉を拾え。拾うべき言葉は、君の行動のための思考を表すようなフレーズ。判断の手法、それに続く行動の原則、結果に対する検証の仕方などなど、つまり君の仕事の仕方を表しそうな事柄だ。

前回のWSで、××くんのESを私が添削したものを君も見たろう。
あれと同じく、君の人材としてのスペックを2つ探して、それを「行動力がある」と言いたいなら、それでまとめよ。(本来なら、どんな風な『行動力』かぐらいは言って欲しいのだが、人より「手がけるのが早い」とか、「実行のスピードが速い」とか「人がやりたがらないことを敢えて取り組む」とか、「緻密」だとか)

それで構成は以下の通りだ。(以下、番号は文の番号。つまり、その内容を一文で書けとの意)

1 スペック1つ目(「状況を判断する技術をもっている」など)
2 1の詳細(「常に+-を等しくピックアップしながら現状を観察する」など)
3 1の背景・理由(「可能な限り客観的に物事を把握するために」など)
4 1を発揮したエピソード、その行動内容を一文で
5 4の行動の結果
6 スペック2つ目(「人より早く行動に移すための方法論をもっている」など)
7 6の詳細(「実現可能性の高いものから順に優先順位をつける」など)
8 6の背景・理由(「ひとつでも実現化すれば、そこから新たな視野・知見を得られる可能性が高いから」など)
9 6を発揮したエピソード、その行動内容を一文で
10 9の行動の結果
11 「最後に私という人材を一言で表し、御社の採否判断のポイントを提供いたします」
12 「果敢な行動力、以上です、ありがとうございました」

できれば1と6は時間の流れ(仕事の手順)を感じさせるものか、はっきりとした場合分けがなされているものがいい。
また、できれば10と11の間に
○ 1と6から言える君の「用途」(「将来のリーダーを求めていらっしゃるなら」「海外で活躍できる人材をお求めなら、是非わたくし」といった具合)
を入れたい。全部で12ないし13文だ。
以上、やり直し、よろしく。

(追申省略)


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