スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『弊社で』ではなく一般的にやりたくないことを聞く効果@面接官トレーニング

<スクリプト>

面接官「今から尋ねることは『弊社に入社したら』という仮定ではなく一般的な話です。どこに入社するにしろ、あなたが仕事上でやりたいことは何ですか。」

応募者「そうですね、やはり新しい商品・サービスの企画立案に携わりたいと思います。」

面接官「そうですか。では逆に、仕事に関わることでやりたくないことは何ですか。これもあくまで一般的な話です。」

応募者「ん~、いま思いつくことはありませんね。私は何でもやるつもりですので。」

面接官「いえ、そんな難しい話ではなくて些細なことで良いんです。たとえば、一日ずっと机に向かっているのはイヤだとか、逆に一日ずっと外回りはイヤだとか。もっと簡単なことでも良いですし、抽象的なことでも良いですよ。たとえば、満員電車での通勤は避けたいとか、どこかで遊び心をつくる余裕のない仕事はイヤだとか。また、数字のことしか言わない上司の下で働くのはイヤだとか。何か思いつきませんか。」

応募者「そうですね、お客様に感謝されない仕事はやりたくないですね。」

面接官「そうそう、そんな感じです。それでもっとドンドン挙げてくれませんか。仕事に関わることで一般的にやりたくないことを、そう、10項目くらい挙げてもらえませんか。これはネガティブチェックではなく、あなたが入社した場合にどの部署で力を発揮できるかを見るための質問です。わたくしどもといしましては入社してもらったからには是非その能力を発揮して欲しいので、十二分にマッチングを量りたいのです。ですから、やりたくないことは最初のうちにおっしゃっていただいた方が助かるので、よろしくお願いいたします。」


<注釈>

 人というものは案外、自分の希望や適性・可能性を言語化して意識していないものです。しかし、希望や適性・可能性の裏側にある『やりたくないこと』は割りと意識しているものです。何かの意見について対案を出すより、とりあえずその意見を否定することの方が簡単なのと同じです。
 だから、何かを否定させるのです。スクリプトにあるように、一般的なことで、些細なことも含めどんな事柄でもいいですから、『やりたくないこと』を挙げさせるのです。そこに応募者の本質が、もしかしたら応募者自身も気付いていない希望・適性・可能性も含め、現われてくるものなのです。
 もちろん、やりたくないことを答えさせられるのは応募者側にとっては警戒を要する質問です。よって、このスクリプトのようにその質問意図を丁寧に説明し、そのうえで優しくお願いする形で、『最初のうちにおっしゃっていただいた方が』と誘いをかけるのです。そうすれば応募者に、『むしろ正直に答えた方が得だ』と思わせることになるのです。
 この質問から得た10~20のネガティブリストを組織の各業務に照らし合わせてください。そのうえで、採用した場合の具体的な起用法が判断できれば採用ということになるでしょう。




就職活動の戦略は尋ねるべき@面接官トレーニング
辛くても耐えられる何か @面接官トレーニング
課題への視点と課題を解決する力@面接官トレーニング
現在の行動内容こそが応募者の本質@面接官トレーニング
応募者の過去最大の試練は大学受験@面接官トレーニング


面接官トレーニング講座・面接官研修
 ⇒ 饗庭 悟(アエバ サトル/AEBASATOL)へのお問い合わせはこちら、または aebasatol@yahoo.co.jp 
プロフィール

饗庭 悟 : AEBASATOL

Author:饗庭 悟 : AEBASATOL
自己紹介

☆お問い合わせは
aebasatol@yahoo.co.jp

カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。