面接とは営業である@「就活ワークショップ」(3/3)

〔前日の記事である講演録(2/3)からの続き〕

 整理しましょう。面接はあなたという「商品」を「売る」「営業」です。あなたは採用側に「買ってもらう」ために自分という「商品」の「効果」を説明します。過去の行動実績を根拠に、あなたの思考・行動のパターン、あなたの〔タイプ&スペック〕をいくつか〔組み合わせ〕て説明します。しかし、それだけではなかなか「買ってもらう」ところまで行かない。だからあなたの「人柄」で「売る」。いや「人柄」を「売る」。その「人柄」の中身は唯一つ。「他人を気遣う人柄」、これで決めてもらっていいと思います。「効果」、つまり〔タイプ&スペック〕や俗にいう長所は個々人いろいろあると思いますが、「人柄」については「他人を気遣う人柄」のこの一本、これが正解です。なぜなら、組織人になるのですから。チームの一員になるのですからね。
 というわけで、まずは面接官を気遣ってください。どう言えば、この人は喜んでくれるだろう、どうすればこの人の仕事がしやすくなるだろう、そればかり考えてください。どう言えば内定もらえるだろうか、ではありません。あくまで面接という「お仕事」を「一緒に」行っている「仲間」への配慮です。
 そう考えて面接を受けていれば、最初は嫌味な面接官でも態度が軟化してきますよ。
 また、相手を気遣いながら面接を受けていると、自然と緊張もしなくなります。緊張というのは自分への視線を気にするあまり出てくる状態です。自分ではなく相手にベクトルを向ければ緊張は止みます。
 そんな余裕なんて面接でつくれるわけないと思っている、そこの君。そうやって無理してでも余裕を作るから余裕は生まれるのです。しかも、これは「営業」ですよ。緊張なんかしていたら、相手組織のためになる「商品」を「売る」ことなんてできません。いいですか、「この会社が自分を採用することは、相手のためになることなんだ」、これを言い聞かせてください。「営業」とはそういうものですから。何れ皆さんも、入社してそういうことを叩き込まれるでしょう。
 気遣いの方法はいろいろとありますが、レジュメのスクリプト70のような声かけもしてみてください。しかし、一番は、相手が自分の採用・不採用を判断しやすいようにすることです。いいですか、採用だけでなく、不採用の場合もです。そのためにも自分の〔タイプ〕も〔スペック〕も明確にして面接に臨んでください。十分な準備も相手への気遣いになります。(以下略)


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饗庭 悟 : AEBASATOL

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