面接とは営業である@「就活ワークショップ」(1/3)

〔この記事は大学3年生対象の面接に関する講演録の一部です。〕

 皆さんは企業などに対して自分という「商品」を売り込みにかかります。企業などの組織はあなたを採用することが組織にとって有益だと認めた場合、毎年数百万円、定年までと考えるなら2億円で、あなたという「商品」を「買う」わけです。採用とはそういうことです。ちなみに2億円というのは平均的な生涯賃金ですね。
 で一方、面接はというと、自分という「商品」を企業や官公庁といった組織に2億円で買ってもらうための「営業」と言えることになるわけです。
 今ここで営業とはどういうものかを詳しくは説明しません。それはまた別の機会に譲らせてください。ただ、ここで押さえておいて欲しいのは、営業には少なからず、その商品を買うかどうかを検討しているお客様に、その商品の効果なんてよく分からないままで買っていただくことがある、ということです。
 いや大体、初めて買う商品なんてみなそうでしょう。その風邪薬が自分の風邪を治すのに効果があるかどうかなんて、いくら効果があると薦められたところで、飲んで見ないと分かりません。効果があると分かって買うのは2度目以降です。
 採用面接も同じで、採用する側はいくらあなたという「商品」が「買う」に値すると熱心に薦められても、まだあなたを自社で働かせてみたわけではありませんから、あなたという「商品」の効果なんて本当はよくわからないまま採用するかどうかの判断をしないといけないわけです。
 それでも、採用する側はその判断にかけて「新商品」であるあなたを「買う」のです。あなたが新商品の風邪薬を買うように。
 その時、一体何を頼りに、新商品を良いものだと判断して買いますか。

 ⇒ 翌日の記事につづく

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