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選考が重なる+無関係の学部出身@「就活ワークショップ」+面接名言

 ある学生から次のような相談を受けました。
 『どうしても譲れない2社の選考日が重なってしまいました。1つを受けて、もう1つを受けようにも、時間的に間に合いません。1つは1次選考、もう1つは3次選考。1次選考からいきなり日時の変更をお願いするわけにはいかないですよね。かと言って、3次選考の方も企業の方から日時の変更は聞かないと釘を刺されています。どうしたら良いでしょうか。』
 私は更に詳しい事情を聴いた上で次のような言動を取らせました。

応募者(電話にて)「どうしても出席しなければいけない大学のゼミがありますので、次回の3次選考の日時の変更をお願いしたいのですが。」

3次まで進んだ企業の採用担当者「事情は理解できますが、こちらにも事情がございます。申し訳ありませんが、3次選考にご出席にならない場合は不採用とさせていただきます。これが私どもの方針です。」

応募者「分かりました。では3次選考を受けるのを諦めます。しかし、御社を志望する気持ちは本物であったことは本当です。したがって、当日、選考は受けられなくとも、指定された時間後にはなりますが、ご挨拶だけには伺わせていただきます。」

担当者「申し訳ありませんけど、挨拶に来られても対応は出来ませんよ。」


 当日、もう1つの企業の1次選考終了後、応募者はこの企業に出向きました。3次選考の時間はやはりとっくに過ぎていましたが、本当に挨拶のためだけにやってきたこの学生に担当者は配慮して、特別にその日、面接を行うことにしました。
 もちろん、諸般の状況からそういう対応をしてくれるだろうということが高い確率で予想できていましたので、この応募者にそうさせました。


 もちろん『大学のゼミ』云々の話は完全に嘘ですが、これは仕方ないでしょう。
 このように採用される見込みの高い企業の選考が2つ重なった時は交渉しましょう。相手が飲みやすそうな、この場合だと『面接しなくていいから挨拶だけ受け取って』という具合で、とりあえず喰らいついてみる。意外なくらい、ルールは交渉次第で変えられるものです。ただし自分の我がままを押し通さないように。あくまで相手が飲み込みやすいように言うこと。たとえ少々の嘘が混じってもです。


 加えて、その時の面接でのやりとりの一部で当ブログの読者の参考になる箇所を、ついでにご紹介しておきます。


全然違う学部だよね。大丈夫なの?@面接名言

<スクリプト>

担当者「当社へ入社する人は情報工学系の学部出身者が多いけど、君は違うよね。大丈夫なの?」

応募者「この分野の勉強は独学で行っております。」

担当者「いつから。」

学生「この3月からです。」

担当者「ということは、1ヶ月も経っていないということじゃないの。本当に大丈夫なのですか。それに、そんな付け焼刃の勉強に慌てて取り組んだというのは、単に内定がほしいだけの行動と取られても仕方がないと思うけど、その辺はどうなのですか。」

学生「確かに、エントリー・シートに書くネタをつくるためだけにボランティアをするといった学生がいるのは事実ですので、私の行動がそう取られても仕方がありません。しかし、私は御社のことをこの先月に初めて知ったのです。そして、どうしても御社で働きたいと思い、そのために必要な勉強を行ったのです。私は反省しました。この業界に興味はあったのに、おぼろげな興味だったせいか、情報系については何も勉強してきませんでした。しかし、御社のことを知ってからは、興味は確信に変わりました。私は遅すぎる反省というものは何一つ無いと教えられてきましたので、今からでもと思い、その一心で勉強しました。」


<注釈>

 『反省した結果遅ればせながら実行に移した』、現実に、そういう態度はいつでもとれるよう心がけるべきでしょう。人は間違いを犯すもの、つい怠惰になりがちものなのですから、そこを反省してやるべきことを素直にやる、そういう人材であることを示すことのできるようにしてください。

 ちなみに、この応募者はこの3次選考を突破して結果的に内定をもらい、今でもそこで働いています。

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プロフィール

饗庭 悟 : AEBASATOL

Author:饗庭 悟 : AEBASATOL
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aebasatol@yahoo.co.jp

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