大卒公務員筆記試験『文章理解』:解答の「作法」まとめ

■ 解答の「作法」(まとめ) ■

○「作法」の背景

 『文章理解』という科目が公務員試験として課せられている以上、公務員志望者が試されている能力は、英語力・国語力ではなく、「情報処理」能力である。
⇒「情報処理」能力とは
 <1>情報を、主観を介せず、ありのまま受け取る力
 <2>プライオリティーを意識しつつ、情報を取捨選択する力


○「作法」第一  情報処理

 設問の種類~主旨(趣旨・要旨)選択問題か内容一致問題か~を確認したうえで、本文を「読む」のではなく「視線を流す」。自然に意味を拾ってしまう箇所以外は意味を深く考えない。全訳もしない。

 論理形式・重い言葉・本体と飾りを発見してマーキング~○囲い~する。それに従い、探知機候補をマーキング~下線引き~する。

 目立つ(○囲いが複数集まる)部分をもつ段落の終わりで、情報処理を一旦止める。
 または、本文の3分の1~半分くらいで一旦止める。


○「作法」第二  「探知機」の用意

 下線を引いた部分より、主語・述語や重い意味を持つ言葉などを頭の中で整理する。それを正解選択肢のみに反応する「探知機」とする。


○「作法」第三  「探知機」を選択肢に照合

 「探知機」と同じ語句、似たような意味の語句が各選択肢の中に含まれているか探す。
 選択肢は本文同様、マトモに読まない。意味を考えない。ただ言葉を探すだけ。選択肢はヒントではなくワナ。5つの選択肢のうち4つがワナ、つまりウソ。

・ 一致する部分があれば、下線を引いて○。
・ 明らかに「探知機」と矛盾する言葉(否定語・反対語)があれば、その部分に下線を引いて×。
・ 探知機に引っかかるところなしの選択肢は無視。○・×を一切考えない。

(1)下線○の肢が1つだけ。
 ⇒肢の下線○部分以外の箇所が問題なければ、これが正解☆。
  ※但し、主旨把握問題で選択肢が本文をそのまま抜き出したかのようなものなら、保留にして作法第一に戻り、本文を最後まで情報処理。
 ⇒肢の下線○以外の部分でなお判断を要する箇所があれば「作法」第四。
(2)下線○の肢が2つ。 ⇒ 「作法」第四。
(3)下線○の肢がない。
 ⇒本文で他にマーキングした箇所があれば、そこから「探知機」2号機を用意。
 ⇒2号機が用意できない場合は情報処理の続きを行ってから2号機を。
(4)下線○が3つ。
 ⇒(3)に同じ。(3)(4)とも「作法」第一ないし第二からのやり直し。
  ⇒下線○が1号機と2号機のもの両方ある肢が正解☆。
   ~それがない場合は3号機を。それが2つある場合は「作法」第四。
※何らかの理由で正解選択肢候補が2つ残って選びきれない場合、本文での該当箇所がより重い表現となっているものを選択。


○「作法」第四  逆探知機

 肢の下線○以外の箇所から「逆探知機」を用意し、本文に照合をかける(情報処理作業は行わない)。下線○を引いた肢が2つある場合は「逆探知機」をそれぞれの肢で用意。
 照合はまず「探知機」を用意した箇所の周辺。そこになければ、まだ視線を流していない段落で探す。

・ 本文にあればその肢は正解☆。
・ 本文にて「逆探知機」に矛盾する言葉が見つかればその肢は×。
・ 本文にて見つからない場合は○×判断は保留。
⇒正解に至らなかった場合は「作法」第三の(3)(4)と同じ。
※探知機を何度か照合にかけて、×のつく選択肢が3つになった場合も、残り2つで逆探知を行う。

→「作法」の細かい運用については講義や問題集の解説を参照。

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饗庭 悟 : AEBASATOL

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