エピソードは些細なことで良い、ただし・・・@「就活ワークショップ」

 就職活動では面接やエントリーシートにおいて頻繁に、『困難を乗り越えた経験』だとか『課題を持って取り組み、目標を達成した経験』だとかを尋ねられます。

 困難にチャレンジした経験や挫折経験などを尋ねられると困ってしまう学生は結構います。そんな経験はないというのです。これは質問する側が『チャレンジ』とか『挫折』といった単語をチョイスしていることに問題があるのですが、それについては別記事で述べます。

 それで実際にそれらの質問をされた場合、そしてそれに見合うエピソードがない場合、どうするかですが、何もエピソードはそんな大層なことでなくても良いのです。日常的な、ほんのちょっとしたことでいいのです。劇的な話しでなくとも、ドラマティックじゃなくてもいいんです。
 むしろ、日常的なこと、ほんの些細なことに人の性質は現れます。例えば、『毎日毎朝欠かさずコーヒーを自分で淹れた、ブレンドも自分なりに試してみた、それが家族のみんなに評判が良い時は嬉しかった』、そんなことでもいいです。この日常的なエピソード一つでも、「毎日欠かさず行う継続力」「ブレンドを自分なりに行う分析力・探究心」「家族のために行動する奉仕の精神」などなどが伺えるのです。
 だからエピソードは普通のことでいいです。エピソードのドラマ性も大事ですが、それよりもそのエピソードから、何を自分のスペックとしてきたか、それを事細かに語れるようにしてください。社会人として自分は何が出来るか、日常の業務の中で自分はどんな力を発揮できるか。自分のできることを「仕事のリアル」を思いながら、言葉にしてください
 何度でも言いますが、それがないのなら今から創る。今から動く。何だったら2週間でも3週間でも演劇サークルに入って、舞台を1回くらい踏んでみますか(前日の記事参照)。

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饗庭 悟 : AEBASATOL

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