長所 × 3 :言葉の選択@面接名言

<スクリプト>

面接官「あなたが当社に対して『売り』にしているところを、そうねぇ、3つほど、挙げていただけるかしら。」

応募者「まず私の一番の『売り』一つに絞ってお話さてもらってよろしいですか。残り2つは後ほどお話いたしますが、構いませんか。」

面接官「ええ、どうぞ。結構ですよ。」

応募者「ありがとうございます。私の一番の『売り』は会話上手なところです。それは接客業のアルバイトで培ったのですが、そのアルバイト先はスタッフさんもお客様も年齢層の幅広く、そのおかげで、どんな世代の方々にも会話を成り立たせることができるようになりました。
  会話を成り立たせるには大事な技術が2つあります
 まず一番大切な技術を申せば
、それは自分より相手の話す時間を長くすること。そのためにも必ず自分の発言は短めにして、それで発言の最後は質問で終わらせています。
 また、相手の関心のある分野について事前に知識を、しかも少しマイナーな知識を調べておきます。例えば音楽なら代表曲の曲名だけでなく、隠れた名曲と呼ばれるものをネットで調べておいて記憶しておくんです。そういう相手が関心を持つ話を振って、そして少しマニアックな話でも私はついていけるぞ、関心があるぞ、ということを見せれば、相手は気持ちよく話してくれます。
 もうひとつは、自分のことを話すときは必ず相手の話に共感してから、というのがあります。『あ、それ分かります。私にも似たようなことがありました』とか言うんです。その方が親近感を持ってもらいやすいのですよ。
 こういう技術は御社に入社して、たとえば契約交渉などに活かせることが出来るのではないかと考えております。



<注釈>

 よく長所を3つ挙げろというような要求をされますが、そういう場合でも「何が一番か」「一つだけに絞るとすればどれか」は明確に決めて置いてください。そして、できるだけその一番の『売り』が面接官の頭の中に残るよう話してください。その方が、3つを要求した質問する側にとっても分かりやすいですし記憶に残しやすいですし、そして判断もしやすいのです。ですから、後の二つは、一番を生かすためのダミーだと思ってください。後の二つは面接官の印象に残ったらラッキー程度に考えてください。

 さて、自分をアピールする時に、単に『チャレンジ精神があります』とか『分析力があります』やら『リーダーシップを発揮できます』などと言うだけでは、相手に強い印象を与えられません。言葉そのものは『チャレンジ精神』『分析力』などという月並みなものですから。それにそういうアピールはどうしても言葉だけになってしまって、具体的なイメージが湧きません。
 何かをアピールする時は、それを聞いている人の頭の中に「絵」が思い浮かぶように話さないといけません。そのためにもまずは自分がしっかり頭の中でイメージしてから話さないといけません。
 で、そういうと皆さんは『チャレンジ精神』や『分析力』を発揮したエピソードを言うんですね。それで差別化しようと。
 もちろん、エピソードをいうことそのものは構わないのですが、しかしそこで大きな勘違いをするひとがたくさんいます。その話は別の記事に譲ります。

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