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働く意味@面接名言

<スクリプト>

面接官「ちょっと哲学的な問いになってしまいますけど、あなたにとって働くことにはどんな意味がありますか。」

応募者「無意味です。」

面接官「えっ。」

応募者「働くことそのものに意味があります。私にとってお金が入って生活ができるとか、自己実現できるとかはオマケで付いてくるものです。私にはできることがあります。そのできることを実行することが生きることそのもの、働くことそのもので、それ以上の意味はありません。」


<注釈>

 最初に『働く意味』の『意味』という単語の意味について説明しておきます。
 例えば『数学を勉強する意味』と言うとき、もしその勉強に「意味がある」なら、『数学を勉強すること』で『数学を勉強すること』以上の重要な価値が得られるということです。有名大学に合格できるとか、成績が上がって褒められてお小遣いもあがるとか。
 もしその勉強に「意味がない」のなら、単に『数学を勉強した』ということで、それ以上の価値はありません。「価値の範囲」は「数学を勉強したことそのもの」の中に留められるのです。だから、数学が得意になったとか、数学の勉強が楽しかったとか、それそのものの価値はあっても、そのことで別の何か、名誉とかお金とか、そういうものは得られないということです。

 ということは、「働く意味がある」と言った時点で、働くことは「何かを得るための手段」になっているということです。「働く意味がない」と言った時点で、「働くことで何かを得ることは考えていない」ということになります。

 それで、働く意味がない場合の働く目的は何かというと、働くことそのものが目的となります。

 本当は、皆さん働く意味はある、働く意味をもっていると思います。では、なぜそれを正解にしないのかというと、この質問にマトモに答えてしまうと、本心はともかく回答としては、社会貢献とかの綺麗事や、自己の成長とかの私事などのどちらかを答えせざるを得ないからです。
 その回答だと、仕事そのもののに言及できなくなってしまいます。採用側は基本的に、応募者の個人的事情や企業の直接の利益とは無関係の社会貢献には無関心ですから。やはり職を得るための面接なので、できるだけ、仕事に直接関係ある自分の能力・経験や考え方以外のことは話さない方がよいのです

 もちろん、これは問う側が悪いと言えなくもないのですが、だったらその面接官のミスをこちらが救うべく、スクリプトのような回答をして仕事の話に面接の流れを戻してやると良いのです。

 それに、これはやや理想論になりますが、本来はどんな行動も、難しい言葉で言うと「自己目的的」であるべきで、働くことも「自己目的的」、つまり働くことそのものに意義を見出すべきなのです。その意味で、このスクリプトの返答は正解なのです。

 ただ、これに補足しておきますと、昨今は企業の社会的責任とか貢献とかが問われてきますので、その組織のHPにあるCSR、企業の社会的責任のページは読んでおいて、『綺麗事』を答えられる準備はして置いてください。

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饗庭 悟 : AEBASATOL

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