就活マニュアル通りの答えをする人が多くって・・・@面接名言

<スクリプト>

面接官「ところで、君は就活のマニュアルが世間に溢れていて、その通りに受け答えする若者が多いこの現状をどう思う。」

応募者「問題ないと思います。何にでも準備を十二分に行うことは大切ですし、そのマニュアルの消化の仕方は皆まちまちでしょうから。それに面接官にもマニュアルがあると聞きました。」

面接官「はっはっはっ、なるほど、その通りだ。ビジネスコーナーには採用面接の仕方が書いてある本がたくさんある。それらを読んで準備することも本当は大切な仕事だ。けど、面接官になる準備トレーニングをしない人は結構いるんだよね。
 で、話を戻すが、若者がマニュアルを読むこと自体は問題ないんだけど、そこに書いてあることをそのままなぞっているだけで、全く自分のモノになっていない、自分の言葉で話さない人が余りに多い。結果、どの若者も同じようなことを言う。区別が付かない。君の受け答えは優秀で、自分の言葉で話しているように感じられるけど、マニュアルとか読んだの。それとも就活塾みたいなところで教えられたの。」

応募者「マニュアルは読みました。就活塾には通いませんでしたが、ワークショップやアルバイトで接する大人の方にいろいろと教えてもらいました。でも肝心なことは、読んだこと教えられたことについて自分なりによく考え、他の学生が絶対に言わないような自分だけの表現を探すことです。
 その結果が、たとえ教えられたのと同じ表現でも、自分自身の本当の言葉として体に沁みこみ、相手にもそのことが伝わると、そういうことも教えられました。」



<注釈>

 全くのオリジナルな言葉・表現を持っている人なんていません。マニュアルであれ、誰かに教えてもらうのであれ、言葉はどこからか「仕入れ」なければなりません
 しかしそこで大切なのは、「仕入れた言葉」によって自分自身の思考・発言・行動を、長い時間をかけて鍛えたかどうかです。鍛えた結果、「仕入れた言葉」が自分の血肉になったとき、それを成長といいます
 なお、言葉はその「仕入先」もかなり重要です。その意味で読者であるあなたは良いサイトに訪問した、と言えたらいいですね。

 ちなみに、このスクリプトの最後にもあるように「自分はこんな風に教わった。そしてそれを実践している」という言い回しは大変有効です。「自分が何者かを示す」のに、自分が教わり実践していることを示すことほど、自分という人材のタイプとスペックを明らかにするものはありませんから。

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(※このスクリプトも本に収録されていますが<注釈>は未収)

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饗庭 悟 : AEBASATOL

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