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留年、院進学、就職浪人・・・先送りの果てに待つもの(1/3)@「就活ワークショップ」

<就職浪人という選択>

 『職業選択の自由』というものを私たちは持っています。しかしながら、『職業選択の権利』は、誰しもが公平平等に持っているわけではありません。そのことを、特に就職浪人を考えている人に深く考えてもらいたいのです。

 あくまで事実のみを、少なくとも事実と認めても良さそうなことのみを、以下に述べていきます。


 大半の人にとって進学と就職は、人生における重要な進路選択であります。ですから、その選択に慎重になり、時には一旦選択を回避する、いわゆる『浪人』という身分になることを選択する場合があります。

 進学と就職を比べると、『選択の権利』については進学の方が就職より大きいでしょう。偏差値なるものが存在しますので、各教科の重要事項をたくさん暗記し、ペーパーテストにおける解答のコツを知ることで、『選択の権利』をより大きくすることができますから。
 いや下手にネームバリューに拘らなければ、知識が乏しく解答の技術をもたない人でも、かなり大きな『選択の権利』を得ることが出来ます。実際、大学受験予備校にて対策講座が設けられないような大学(忘れてはいけないのが、そういう大学の方が圧倒的に多い)でしたら、何度か受験機会がある昨今の入試制度では、知識量や解答技術とは無関係に、自分の行きたい大学を、その感情のままに選択できます。


 進路選択における進学と就職の決定的な違いは何でしょう。『合格』と『採用』の本質的な違いは一体何でしょうか。
 それを『筆記テストか、人物テストか』といった選考方法の違いに求めてはいけません。あるいは、『合格の基準はテストの点数だから客観的で絶対的で公平、一方、採用の基準は各組織ごとに違うから主観的で相対的で歪(=いびつ)』、そういったことも本質的とは言えません。
 では本質的な違いとは何か。それは、お金です。すなわち、

大学にとって合格者はお金をこちらへ出してくれる人
企業・官公庁にとって採用者はお金をこちらから払わなければならない人

本質的な違いはこの一点に尽きます。

 大学は若者に試験を課し入学生を選抜しますので、ともすれば誤解しがちですが、大学にとって若者はお客様、お金を落としてくれる人です。選抜するという「上からの目線」で若者を捉えているように見えますが、本音のレベルでは『ウチの大学を選んで欲しい、買って欲しい』という熱い眼差しで若者を捉えています

 そんな風ですから、何年も浪人して『ウチの大学を選んでくれた』若者は大歓迎なのです。何年もヨソでお金を払う(=他の大学に学費を払う)のを我慢して、ウチの大学にお金を払ってくれるわけですから。

 ちなみに留年も密かに歓迎です。学生が「追加注文」してくれたのと同じですから。大学によっては『就職活動のための留年には学費を免除』という制度があるかもしれませんが、たとえ学費というお金を落としてくれなくても、大学にいる以上、生協なり食堂なりでお金を落としてくれるわけですから、留年生は「金払いの良いお客様」になるのです。

 というわけで、お金を払ってもらえる大学にとって、浪人生であれ、留年生であれ、それら若者は歓迎しようと思えば歓迎できます。
 あくまで『歓迎できる』であって、実際に歓迎するかどうかは各大学の姿勢によりますが。



 では、給料というお金をあなたに支払わなければならない企業・官公庁にとって、浪人生・留年生は歓迎できる存在なのでしょうか。歓迎とまではいかなくとも、新卒生と同じ基準で見ることのできる存在なのでしょうか。


 ⇒ ”就職浪人する理由”につづく

 ⇒ <就職浪人という選択> (1) (2) (3)

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饗庭 悟 : AEBASATOL

Author:饗庭 悟 : AEBASATOL
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aebasatol@yahoo.co.jp

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