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『趣味』よりも『好き』なもの:単語の選択は重要@面接官トレーニング

<スクリプト>

面接官「趣味の欄に『映画鑑賞・読書』と書いてあるけど、これ本当。」

応募者「はい、そうです。」

面接官「もし映画鑑賞が趣味といえるのなら、映画や出演者の好き嫌いを言うだけでなく、ある監督の製作の傾向や俳優の演技について知的に語れたり、カメラワークや効果音について自分なりの分析を語れたりできるということだけど、できますか
 もしできなければ趣味とは言えませんよ。ただ映画を見るのが好きで何本か見ました程度なら、テレビ鑑賞だってYouTube鑑賞だって趣味になりますけど、その辺りはどうですか。
 また読書は趣味とは言えませんよ。読書はあくまで手段ですから。たとえば哲学が好きでその系統の本を読んでいるとか、時事やビジネスに関心があって政治・経済分野の時事本を読んでいるとか、営業や経営の本など読んでいるというのなら、それは読書が趣味なのではなく、哲学やビジネスが趣味・関心事ということになりますよ。
 もちろん趣味というからには本を読むだけでなく足も使わないといけません。講演に行ったとか。
 それとも読書とはズバリ文学のことですか。あるいはSFや推理小説ですか。それならばそれで、分析的に語れないといけません。」

応募者「そう言われると、自分には趣味と呼べるものはないということになります。」

面接官「それならそれで構いません。では改めてお尋ねします。アイドルやスポーツ選手の誰かのことでも、特定の食べ物のことでもいいですから、あなたが好きなものについて語ってください。そして、その好きなものを私が全く興味がないと仮定して、私が関心をもてるようにその好きなものの魅力について1分程度で語ってください。」


<注釈>

 趣味という単語を使うと、どうしても構えてしまう人が多い。また、趣味の無い人も沢山います。だから、趣味という単語を使わず、敢えて好きなものは何かと訊く。その時、このスクリプトのように具体例を挙げて「本当にどんなものをあげてもいから、挙げたもので判断しないから」と応募者に伝えておくべきです。
 そして、たとえばラーメンのことでもいいでしょう。どれだけ知識があるか、その知識をどれだけ体系的に分析的に語れるか。また、どれだけ自分の見解を細かく語れるか。その掘り下げ方や深みで、採用した場合の「仕事へ取り組む方」を推察してください。
 加えて、その分野の「素人」にどれだけ上手く説明できるかで、応募者の「他者を想う力」もはかることができます。
 もちろん、このスクリプトの末尾にある『1分』の後、あなたが応募者にどのようなツッコミを入れるか、その技術が次の課題となります。

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饗庭 悟 : AEBASATOL

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