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第一志望非在論(2)

 君が、ある異性から交際の申し込みを受けたとしよう。その返事をする前に、君はあることを知ってしまった。それはその異性が、自分に告白する前に他の人にも告白していて、どうもあちらの方が「第一志望」らしく、その人の返事待ちの間に自分に言い寄ってきたようなのだ。君はどうするか。その交際の申し入れをOKしたとする。その異性が、もし「第一志望」の人にフラれたなら、そのまま交際はスタートできる。しかしその逆なら、せっかく交際しようと決心したのに、その途端君がフラれることになる。君は思うだろう。向こうから告白してきたくせに、と。
 その「リスク」を冒してまで告白にOKを出すだろうか。もしその異性が君にとって本当に魅力的なら、そうするかもしれない。いや、仮に相手が本当に魅力的であったとしても、次の場合どうだろう。実はその異性とは他に、確実に自分のことを「第一志望」としてくれる異性がいるのだ。それを知った君はどうするだろうか。その確実な異性もそこそこ魅力的なら、どうするだろうか。その確実な人を差し置いてでも、最初に告白してくれた異性がやはり魅力的だから「リスク」を冒すのだろうか。
 いや、そんな複雑な話ではない。そもそも、他に「第一志望」がいると知った時点で、告白された君は気分が悪くならないだろうか。
 そんな『君』の立場に立たされているのが、君の応募する「第一志望以外の」組織である。
 組織は面接でしつこく問う。ウチが第一志望なのかどうかを。
 面接を受ける側は『ここが第一志望』と言い張る。本心はどうあれ。
 そういう嘘をつくことの罪悪感に苦しむ人もいる。嘘をつくことに抵抗は無かったが、嘘だとバレる人もいる。また、正直に第一志望ではないことを述べる人もいる。
 いずれにせよ、第一志望でないことが相手に知られたなら、君は、それでも自分を選ぶ「リスク」を冒してくれることを相手組織に期待せねばならない。だが、そんな期待が当てになるだろうか。そもそも、そんな期待をしていいほど、君は相手組織にとって大変魅力的な人材だと自身に言い切れるのだろうか。

ポリシー・フレーズ
相手にも、自分に対する「リスク」があることを思え。

(3) ~謙虚な態度としても、有効な戦術としても
(1) ~志望は妄想
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プロフィール

饗庭 悟 : AEBASATOL

Author:饗庭 悟 : AEBASATOL
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