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応募者のプライド@面接官トレーニング

<スクリプト>

面接官「それでは次の質問ですが、少し変わった感じで行います。今から私が質問しますが、それにあなたは、どんなことがあっても絶対に、『はい』と、『イエス』と答えてほしいのです。」

応募者「えっ、あ、はい、分かりました。」

面接官「その『はい』という返事を受けて、また私が質問します。その回答も、その『はい』との返事に則った流れで、少々無理があっても、何か答えてほしいのです。よろしいですね。」

応募者「はい、分かりました。何とか答えてみます。」

面接官「それでは質問します。あなたは賢いですか。」

応募者「えっ、え、え~、はい、そうです。」

面接官「それでは、それを証明するようなあなたの過去の言動を話してください。」


<注釈>

 人間ならば、それがどんな人間であろうとも、大なり小なりプライドはあります。自分で自分のことを「俺ってなんてバカな男なんだ」「私ってどうしてこんなにダメな女なの」とか、どこかでそれを本気で思っていたとしても、一方で、「自分は安っぽい存在ではない、価値ある人間、それなりに賢くも有るのだ」と思っているものです。
 それは人間として生きる最低限の自己保身として健全なものなのかもしれません。どこかで自己肯定感がなければ、人は生きてはいけません。
 そしてそれは多くの場合、相対的な評価によってなされます。つまり、「あの子よりはマシ、私はまだできる方」という思いです。
 ですから、若者が自分がどれほどの位置にいると自覚しているかを聞きましょう。スクリプトの最後の質問が、大した内容でなくとも、自分のことが分かっている人間なら控え目に話すはずです。もし、そんなに優秀でない若者でも、そのような「自分のことが正確に見えている」若者は「買い」でしょう。
 逆に、大したことない話をさも自慢げに話す人もいます。人間の中で最も厄介な人種である「根拠薄弱なプライド」をもつ人物、「根拠がまったくないのに意味不明なプライド」を持つ人物です。こういった、やたらとプライドの高い人物は扱いにくく戦力になる可能性も低いので不採用でしょう。
 これら2種の応募者を、あえてストレートな単語『賢い』を使って聞くのです。応募者が自分の『賢い』をこそばゆそうに披露するか、自分大好き人間のように語るか、それで応募者の本性は知られるでしょう。
 なお、この質問にすごいエピソードを披露する応募者もあるでしょう。それはそれで過去の行動実績として評価すべきですが、肝要なのは話の内容と話す様子とのバランス、そして自己評価がどの程度か、であります。


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