別れの挨拶@面接名言

<スクリプト>

面接官「では、これで面接を終わります。本日は神戸からこの東京までわざわざ来ていただいて本当にお疲れ様でした。」

応募者「いえ、あなた様こそ、土曜日というこの休日にわざわざ私の選考のために出社していただきありがとうございました。先ほど控え室では、私以外で応募者はあと一人でした。本日はたくさんの応募者に面接をなされてお疲れとは存じますが、あと一人です。頑張ってください。

面接官「やぁ、ありがとう。そんなこと言われたのは初めてだよ。」


<注釈>

 私が世話をしている若者には、必ずこの類の言葉を面接の最後で言うよう、しつこく言い聞かせてあります。
 『この類の言葉』とは、相手を気遣う言葉、であります。

 何か勘違いしている応募者もいるのですが、面接とは応募者と面接官との対決ではありません
 面接とは「協同作業」です。
 面接官は我が社に有用な人材は誰かと見きわめ、有用な人材には是非我が社に入るようにと説得します。それが彼・彼女らの仕事です。
 一方、皆さんは、各人が持つ能力・適性を面接官に「プレゼンする」というのが「仕事」です。的確に「プレゼンする」ことで、面接官がスムーズに採用選考を進め、「あなた」が有用な人物であると「楽に」判定できるよう、「手助け」をしてやらないといけません
 皆さんが面接を受けている時、まさにその瞬間、あなたは面接官と一緒に「仕事」をしたことになるのです。そんな一緒に仕事をした「仕事仲間」を、面接という「仕事」の最後に気遣うのは当たり前のことです。
 よって、面接官への気遣いの言葉は自然に出てきて当然なのです。
 こういう気遣いができない応募者、余裕がない若者ばかりなのでしょうか、私が学生にこれを言わせると、このスクリプトにあるように、本当に面接官から『こんなこと言われたのは初めて、どうもありがとう』と声がかかるようです。
 もちろん、あなたの採用・不採用はまた別の次元で決まるのでしょう。採否はその年度その年度の採用基準との相性ですから。
 しかしながら、自分は立派な社会人になれるということを、こういった形で示しておくことは有意義なことです。



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饗庭 悟 : AEBASATOL

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